小児歯科

2017年11月1日
小児歯科
虫歯になったら、悪くなった部分を削って詰め物や被せ物で修復する。こうした虫歯治療の流れは、大人でも子どもでも変わりはありません。しかし、小児歯科では、治療を始める前に意識しなければならないことがあります。それは、子どもたちが歯科医院を嫌いにならないようにするということです。その点で、当院が取り組んでいることをご紹介します。

①治療は歯医者さんに慣れてから
お子さまが初めて来院された場合、痛みがひどい場合を除けば、すぐに治療を始めるということはありません。
歯を削るという治療は子どもにとって怖いものです。無理に治療を行えば、歯医者嫌いになるかも。そこで、ゆっくり話をしたり、道具に触ってもらったりして緊張をほぐしてから治療を始めています。

②お子様にも治療をくわしく説明する
お子さまが受ける治療を、本人にもできる限り説明してわかってもらうようにしています。虫歯は治療しないとどうなってしまうのか、治すにはどんなことをするのか。
こうした点は、難しい話になるので理解できないだろうと考える歯科医師もいます。しかし、わかりやすく説明することで子どもたちは理解できるのです。

③親御さんにも同席していただく
お子さまが治療を受けているときは、ぜひとも親御さんも同席してください。理由は2つあります。1つは、同席していただくことによって、お子さまが適切な治療を受けているということの証明となります(歯科医療機器)。
もう1つは、親子で治療に関する知識を付けていただきたいからです。歯科医院を離れて自宅に戻ると、お子さまの歯を守れるのは親御さんだけです。家族ぐるみで歯の健康を守る習慣をつけてください。

④「咬合誘導(アゴの誘導)」のすすめ
子どもの歯は大人と違い、あごの成長や歯の生え代わりによって絶えず移動しています。ですから、子どものころに歯並びが良かったとしても、大人になったときに悪くなってしまう可能性もあるのです。
そこで大切になるのが「咬合誘導(こうごうゆうどう)」という考え方です。子どものアゴが成長と共にどのように移動していくかを予測し、床矯正装置をつけてアゴの大きさを適切に誘導するという方法です(ハンドピース)。
https://www.dentalzz.com/category-21-b0-%E6%AD%AF%E7%A7%91%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9.html

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